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絵本『南の島のレメヨさん』

マーシャル諸島の被ばく者の実話にもとづくストーリー

平和を願って「あの日」を伝え続けたレメヨさん。「あの日」​13歳だったレメヨさんの故郷の島で何があったのか ― レメヨ​さんの想いを受けとめて絵本をつくりました。ー作者・サト


Lemeyo is a Nuclear Survivor since “That Day” and became a messenger of ​peace. Her home island is Rongelap in the Marshall Islands. She was 13 years ​old on “That Day”. What was happened to her and the islanders… This picture ​book is dedicated to the story about “That Day” of Lemeyo.

絵本『南の島のレメヨさん』

レメヨ・エボンさん(1940-2018)マーシャル諸島​ロンゲラップ環礁で生まれ、平和の願いを生涯伝え​つづけた

レメヨさんと「あの日」


「あの日」とは「1954年3月1日」です。


レメヨさんの故郷は、太平洋にあるマーシャル諸島という島国です。いまから約70年前、マーシャル諸島ではアメリカによる核実験がおこなわれました。


レメヨさんたちは、核実験のことを知らされず被ばくしました。レメヨさんが生まれ育った故郷の島は汚染され、人が住めなくなりました。家族や島の人びととともに故郷で暮らすことは、レメヨさんにとってかなわぬ夢となりました。

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